● 平成7年度 ● 歌川広重「雪中芦に鴨」 ● 7回刷り ● 芦に積もった雪、凍てついた水面を泳ぐ鴨、寒そうです。 これも雪が舞ってはいるのですが見えませんね。それが見えればいっそう寒さを 感じさせることができたのにと残念です。これを回避するのは、水面部分の版下を 塗りつぶさないことですが、この時点ではまだ気が付いていなかったのです。 ● 広重は東海道五十三次が有名ですが花鳥画も多く描いています。