版下 全9枚







●白抜きのところははいくらインクを載せても意味のない部分ですから、インク節約の意味でも必ずインクブロ
  ッキングではみ出さないようにガードしておきましょう。

●まず最初に背景です。最後の2枚を除けば順序はお好みで。
 空と池にある斑点はあとで雪の白を載せるところです。経験から言うと、ベタ塗りに白を載せても、そのベタ
 塗り部分の色が邪魔をして綺麗に現れてくれません。インクの油分が多分喧嘩してしまうのでは
 ないでしょうか。
 そこで保険をかけます。白抜き部分にズレずにうまくインクが載ってくれる保証はありませんが、外れてしまっ
 た場合、こっちの白抜きが生きてきます。
●またこの雪景色の図柄は、はがきの地色が活かせますからインク節約!
●池の色と羽織の色はインクブロッキングを使いますので、青の色を微妙に変えられます。
 雪の中の下駄の跡、クレヨンを使い版下に入れました。ぼかしになるわけですが見えるかな?



●この辺りは順序は全く気にしないでいいところです。

●再現画像に限っては微妙にズレまくっていますねえ(T_T)
 傘の縁と池の水の濃いところにぼかしが入っています。








●何回年賀状を作っても、やはり主線は緊張します。輪郭と共にこれは樹木、草も一気に出現しますから
 より以上に感動!私はです(o^<^)o クスッ
●これは白い部分を相当残したまま仕上げています。白地に白インク・・・誰もこんなことしませんか。
●迎春部分はゴッコパウダー使用。立体感を出しています。
●完成です(~▽~@)♪♪♪







こちらも年賀状コーナーに置いてある画像と並べてみました。
再現画像、左の女性の傘の縁、色を間違ったみたいです。ま、どっちでもいいです。
透過がなかなか難しくて、着物の模様がはっきり出ていない上に、地色がくすんでしまいました。

再現画像の雪はぼたん雪ですねえ♪

今回Photoshopで作った説明画像 実際の年賀状画像(縮小)