版下 全8枚




●白抜きのところははいくらインクを乗せても意味のない部分ですから、インク節約の意味でも必ずインクブロ
  ッキングではみ出さないようにガードしておきましょう。

●まず最初に背景、その後は薄い色から刷っていった方がいいかと思います。
 月の周りの二重の輪と濃淡の雲が刷れました。




●月と賀春の文字部分の縁取りを刷ります。この過程で初めて違う色で刷るものが出てきました。
 インクブロッキングの役目がここで発揮されます。

●雁の尾の部分を刷ります。薄い色の方からにしていますが、重なる部分ではないので、どちらが先でも構わないと思い
 ます。




●くちばし、足と賀春の文字部分を刷ります。
 賀春は何色でも構いません。そこのインクが乾かないうちに、ゴッコパウダーをふりかけ、裏にアイロンを置き、
 その熱で膨らみと輝きを出します。
 くれぐれもいっしょに刷ったくちばしと足にはふりかけないように。そこも煌かせたければそれはそれで。

●いよいよ最後の主線を刷りますが、しっかり乾いてから。
 主線を刷る前はボンヤリしていたものが、黒を乗せたとたんにきりっと締まるのがわかりますね。

●完成です(~▽~@)♪♪♪

年賀状コーナーに置いてある画像と並べてみました。これを見ると、一回刷るごとに乾かしながら
そこいら中散らかった年賀状で足の踏み場もない状況が、はたして意味があるのか悩んでしまいます。
ね〜 <(; ^ ー^)

今回Photoshopで作った説明画像 実際の年賀状画像(縮小)