例:平成7年度(年賀現物縮小コピー)

●題材が決まったら、年賀状サイズに縮小コピーをとります。
 それを下敷きに、なるべく薄めの紙に輪郭を鉛筆でトレースします。トレーシングペーパーはくるくると
 丸まってしまい不向き(版下も同様)。
●トレースした下絵を元に版下を作成しますが、ここがいちばん大事な作業です。
 ズレ補正用の機能付きの機種なら多分それほど気を使わなくてもいいのかもしれませんが、私の持って
 いるような多版刷り対応でないものは、ここの段階が最後の出来に影響してきますから慎重に。
●載せる色ごとに黒ペンで塗りつぶし。
 一色に一枚ではあまりに枚数が多くなってしまうので、接近さえしていなければ違う色の部分も塗って構
 いませんが、注意する事があります。刷りの順序です。
 いくら空間が開いて勿体ないような気がしても、上にいく色を下の版下に描くわけにはいきません。
●そういうことを考えつつ、版下終了。はい、7枚になりました。

●ぼかしは一ヶ所、水面の手前側だけです。
●この年、この年賀状で勉強したことがひとつ。2枚目の版下の意味が全くなかったということ。
 スライドショーでわかりますが、
白地に白を塗るという間抜けなことをしています。
 年賀はがきは純白ではないので、と思ったのが間違いで、変化なし!つまるところ、一枚分無駄をしたと
 いう結果に終わりました。
 その経験がその後、白は重ねる場合を除いて使わないということに活きます。

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こちらはスライドショー入口 上に刷り重なって
いく様子がわかります♪ (手動)