現在はパソコンによるCG年賀状に押されて、とんとお目にかかれなくなったプリントゴッコの年賀状。
同じ大量印刷ではありますがアナログに近く、ズレやかすれが逆に手作り感を醸しだします。
時代の片隅に追いやられようとしているプリントゴッコ。
その流れに逆らって、この年賀状にこだわりを持つ管理人が、今までに作成した
年賀状を事例に、作成のプロセスページを作ってみました。

プリントゴッコは基本的に「版画」ですから、作成には浮世絵と同じプロセスを踏みます。
浮世絵を選んでいるのはそれが好きだということもありますが、導入しやすいということですね。

ただ、年賀状の完成品と版下(下絵)は残っていますが、段階ごとのプリントはありませんので、
Photoshopの力を借りて、再現したものとなります。
また、版下作成以降プリントゴッコでの製版過程はカットしてあります。

プリントゴッコを使ったことがあってもなくても、ちょっと覗いてみてネ♪


用具

材料

●プリントゴッコ本体一式
●プリントゴッコランプ
●ハイメッシュマスター
●ハイメッシュインク
●ゴッコパウダー(お好みで)
●紙パレット パレットナイフ インクブロッキング
●トレーシングペーパーまたは薄めの紙
●鉛筆 ペン各種(カーボン入り) 0.1mm〜
●クレヨン はさみorカッター


入口   葛飾北斎「鯉の滝上り」
入口   歌川広重「雪中芦に鴨」
入口   歌川広重「和漢朗詠集・月に雁」
入口   喜多川歌麿「当世踊子揃・石橋」
入口   歌川広重「東海道五十三次・藤沢」