● 平成25年度
● 東洲斎写楽「市川鰕蔵の竹村定之進」
● 5回刷り + 手描き
● 昨年12月、プリントゴッコの消耗品の製造も完全に終了、それに伴い、このコー
ナーも今年が最後になるはずでした。
ところが視力の衰えもあり細かい絵柄を避けたことで、いまだかつてない5版刷
りという最小枚数で済んだため、あと1回だけチャレンジできる可能性が出てきた
のです。
もちろん、残りは5刷分、ギリギリです。失敗は許されない枚数ですが、なんとか
頑張ってみるつもりでいます。
● 今年の絵柄は、写楽の代表作のひとつ、 「恋女房染分手綱」竹村定之進
です。多少トンボのずれたところはありますが、許容範囲でしょう(苦笑)。
● さて、「+手描き」部分の説明です。版下から外し、色鉛筆の手描きにした目の
上の淡い差し色・・・。3版目に入れることは可能でしたが考えた末に抜きました。
ただ髪の白い線だけは計算違い、トレースに使った画像がコントラストが弱く
入っているのが見えなかったのです。
よく考えれば、漆黒のまま、というのが不自然だということだくらいすぐにわからな
ければいけなかったんですよね(汗)。
そういうわけでこちらも手描きで追加とあいなりましたが、全てをプリントゴッコで
やっても版下が1枚増えるわけではなく、5回刷りは変わりません。
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